リハビリテーション看護研修を開催

リハビリテーション看護

この度、「リハビリテーション看護」を題目にした研修を開催致しました。
今回は社外からも多くの参加者様にお越し頂いての開催になり充実した内容になりましたこと、心よりお礼申し上げます。

研修:リハビリテーション看護
日時:2024年3月22日(金) 18:00

【目次】
・リハビリテーション看護について
・講演:呼吸器リハビリの基礎
・講演:ターミナル期における呼吸器リハビリの実際と看護

【挨拶】
この度、みのり訪問看護ステーションでは、在宅領域で実践する場面が多いリハビリテーション看護の分野に焦点をおき、今回の研修会を開くことを決めました。

当ステーション開設から今年で満20 年になり、外部の方を招き研修会を開くことは開業から初めてのことです。COVID-19 の流行のなか、理学療法士(職員)が1名から3名へ増え、さらにステーションの体制が整いつつあるいま、看護職員の看護の質向上を図るタイミングだと考えます。

また、小さいお子様がいらっしゃる看護職員はオンデマンド研修やZOOM 研修等の参加は行っていますが、なかなか集合研修に参加できないのが現状でした。今回、所内に外部の方をお招きし交流を行うことで新たな知見が得られると考えます。

最近は“専門性の高い看護師の育成”が加算要件で求められています。しかし、緩和ケアや褥瘡、ストマといった専門分野にしか焦点はあてられておらず、まだ、在宅看護では未発達な部分が多いといえます。在宅看護において様々な場面で“専門性”が求められ、一概に、緩和ケアと皮膚ケアのみ限定されるものではないと、当ステーションは現場の声や看護職員の不安を聞いて実感しているところです。

その為、本研修にて一部ではありますが、当ステーションの看護師レベルが、より良い実践力・判断力・看護力の向上を期待したいところです。これは、真に、在宅療養者のニードに合った看護ケアの提供と、自宅でよかったと思える満足度の向上の他ありません。そして、看護職員の自信にも繋がると考えます。

しかし、在宅看護・訪問看護の臨床には未発展の部分が多く、臨床に立つ看護師が試行錯誤し、臨床の場から発信していくことが我々の責務と考えます。
このような状況を踏まえ、当ステーションだけの知見や交流で完結するだけでなく、外部の皆様と交流することで様々な視点から、より良い研修会になると思い急遽、長谷川PT、藤塚PTに昨年10 月頃にお願いをし、本日を向かえることが出来ました。

今回のリハビリテーション看護の研修会は第1 回目ですが、第2 回、第3 回と継続し、看護師のスキルアップに努めるとともに、利用者様により良い看護の提供が出来るように精進していきたいと思います。

最後に、当ステーションで外部の方を招き、リハビリテーション看護の研修会を開催が出来たこと、心より御礼申しあげます。

みのり訪問看護ステーション
研修担当委員会Ⅱ 委員長
高橋芳城

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